ごあいさつ
未来をつくる木工産地「大川」を目指して
一般財団法人 大川インテリア振興センター 理事長 倉重 良一
みなさま、こんにちは。大川インテリア振興センターのサイトにようこそ!
当センター理事長で福岡県大川市長の倉重良一です。ここ大川市及び周辺では、古くから九州一の大河筑後川の恵みを受け、上流の木材を加工・出荷する製造・運輸の基地として発展してきました。
当センターでは、大川の家具や建具をはじめ、木材や合板、塗料、金具など資材・運輸に至るインテリア関連産業の健全な育成及び発展に貢献し、もって活力ある地域経済の発展、及び市民生活の向上に寄与する活動を行っております。
大川の高い木工技術と製品は、これまでも家具を中心に全国に親しまれてきました。しかし、生活スタイルの変化から顧客ニーズが多様化し、同時にSDGsやDXといった新たなステージに対応した空間の提供が求められています。私たちは、木工産業全般に関して「カタチにするチカラ」を持つ産地として、より一層社会に対して価値を創造していく必要があります。このため、当センターでは官民協力のもと、各木工関連団体と一体となって、3つの柱を軸に様々な事業を展開しています。
1つ目の柱が、「展示会事業」です。関東を中心とした国内で開催される、数々の展示会事業への出展をサポートし、会員事業者の活躍の場を広げています。
また、2つ目の柱である「PR事業」では、各社の商品だけでなく、「木工万能産地大川」として、福岡県大川地区を中心とした木工関連産業全体の認知を高めるための事業を行っています。
そして、3つ目の柱が、「人材育成事業」です。木工関連業への人材の確保はもちろんですが、大川の木工の長い歴史を受け継ぎながらも、個性あふれる製品や技術に繋がる取り組みを行っています。
また、国際社会共通の目標でありますSDGsという持続可能な開発目標に向かった活動が注目されている中、モノづくりのまち木工産地「大川」として、SDGsの視点強化も大切な要素です。
“つくる責任、つかう責任”といった視点から、森林環境の整備・保全において、木を扱ったモノづくりのまち木工産地「大川」だからこそ、地域木材を活用した環境にやさしいモノづくりに取組み、多くの方々に地元の木材を利用した木工製品に触れてもらえるよう機会創出に努めてまいります。
これからも、サスティナブルなモノづくりに挑戦し、各木工関連団体と一体となって、持続可能なモノづくりのまち、未来をつくる木工産地「大川」を目指してまいります。
一般財団法人 大川インテリア振興センター
理事長 倉重 良一
概要
- 名称
- 一般財団法人 大川インテリア振興センター
(公益法人改革に伴って平成24年4月1日から組織変更) - 代表者
- 理事長 倉重 良一
- 役員
- 理事15名、監事2名
- 役員
- 所在地 〒831-0016
福岡県大川市大字酒見256-1 大川市役所2階 - TEL
- 0944-87-0035
- FAX
- 0944-87-0056
- URL
- https://www.okawajapan.jp
- info@okawajapan.jp
設立経緯
戦後、高度成長期以降、1980年代に入り、大川市の基幹産業である木工産業が低迷。木工産地「大川」の抜本的な産業振興のため、従来の家具・建具という単一的な産業から、木工関連製造業が持っている優れた体質、多様性を活かし、インテリアの総合産地となるべく、その推進母体として、業界と行政によって第3セクターとして創設。
- 設立日
- 昭和62年7月8日
- 名称
- 財団法人 大川総合インテリア産業振興センター
- 設立発起人
- 大川市、大川商工会議所、木工産業関連組合等(13団体)
事業内容
インテリア関連産業の振興のための事業を行うことにより、地場産業の健全な育成及び発展に貢献し、 もっと活力ある地域経済の発展及び市民生活の向上に寄与することを目的としています。